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貴志 祐介 クリムゾンの迷宮 のレビュー

2010-02-14

作者:貴志 祐介

クリムゾンの迷宮 (角川ホラー文庫) (文庫)

藤木はこの世のものとは思えない異様な光景のなかで目覚めた。視界一面を覆う、深紅色の奇岩の連なり。ここはどこだ?傍ら携帯用ゲーム機が、メッセージを映し出す。「火星の迷宮へようこそ。ゲームは開始された」

クリムゾンの迷宮 (角川ホラー文庫)
貴志 祐介
角川書店
売り上げランキング: 70002
おすすめ度の平均: 4.5
3 中々いいです。
4 世界観が良かった。
4 一日で読めてしまうぐらい面白い。でもボリュームはたっぷり。
1 単調でサプライズもあまり無い
5 ゲームをしない人間にもおもしろい



最初から引き込まれる


描写が細かく描かれているので、主人公が急に置かれている日本ではありえない環境に、読者も無理なくついていける。
主人公たちのサバイバルストーリーも面白いけれど、
途中から現れるポケットゲームのキャラクターが、また、とてもイイ。
彼のセリフが読みたいばかりに読み進めていったのだけど、ひとの汚い部分を書いてあるにもかかわらず、どこかワクワクしながら読めてしまうのはこの作者の才能だなと思いました。
ただ、ラストが著者の書きたいものと一般大衆の望む結末との間のギャップを感じました。せっかく読んだのにこのラストかとすこし残念な部部分もありましたが、概してとても面白い!


焦点が絞れた優れた小説


正直 ここまでこの本の内容に引きこまれるとは思わなかった。
少ない登場人物、限られた空間、箱庭的な舞台で繰り広げられる手に汗握る攻防。
終盤 多少先が読めてしまう展開になるが、それでも緊張感は維持し続ける。
しかし 最後の種明かし(?)は、もう少し書きこみが欲しいと思った。
あと50ページくらいあってもいいのではないか? そんな印象を持ってしまうほど面白いです。


出色のホラー・エンタテイメント


最近のホラー作品は読む上で、分子生物学とか大脳生理学とか精神分析学とか古代史などの専門知識を要するものが多い。もちろん、わからない人のために、それらの専門知識は作品の中でも解説されているが、その解説部分を頭にたたき込んでいるうちに、肝心のストーリーの方が頭に入らなくなってしまうことがある。その点『クリムゾンの迷宮』は、そう言った専門知識なしに読めるところが良い。
ある日、突然、凄惨なゼロサム・ゲームに巻き込まれてしまった主人公・藤木芳彦は、自分がいる場所も、ゲームの目的もわからない。パートナーとなった大友藍とともに、ただひたすら状況を把握し、謎を解き、最善の選択はどれかと悩みながら、ゲームの勝利者を目指す。二人は勝利者となれるか…。専門知識を一切必要とせずに楽しめる、ホラー・エンタテイメント作品。


クリムゾンの迷宮 (角川ホラー文庫)
貴志 祐介
角川書店
売り上げランキング: 70002
おすすめ度の平均: 4.5
3 中々いいです。
4 世界観が良かった。
4 一日で読めてしまうぐらい面白い。でもボリュームはたっぷり。
1 単調でサプライズもあまり無い
5 ゲームをしない人間にもおもしろい

テーマ : ホラー小説レビュー
ジャンル : 小説・文学

tag : ファンタジー・幻想ホラー

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