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今邑彩 いつもの朝に のレビュー

2010-02-20

作者:今邑彩

いつもの朝に (単行本)

容姿端麗、成績優秀、スポーツ万能の兄と、兄とは正反対で何をやらせても落ちこぼれの弟。二人はあるきっかけで恐ろしい出生の秘密を知ってしまう…。戦慄と感動のホラーミステリー。

いつもの朝に
いつもの朝に
posted with amazlet at 10.02.20
今邑 彩
集英社
売り上げランキング: 98122
おすすめ度の平均: 4.5
2 「・・・・」
3 テーマ、ストーリー性はいいのだが・・・
5 思わす最後を読みかえしてしまいました。
5 まだの方は是非!
5 絶対損をさせない一品です。



惨劇と兄弟愛


本書には著者の最近の作品でみられる様な幻想的雰囲気は無いが、骨格のしっかりとした物語性が有る。
惨劇を背景とした真実に兄弟が迫るという内容だが、途中で驚くべき逆転劇が有るのが面白い。
その意外性や精緻な心理描写に引き込まれ、時間を忘れて読み入ってしまう。兄弟の弟である優太が2度にわたって生命の危機を演じるところにはハラハラとさせられる。
また、犯罪者の血は遺伝するのかという、結論の出ない様な問題も改めて考えさせられる。

本書の読後感は爽やかだ。
その点では著者の蛇神シリーズなどとは大いに異なる。
著者は本書執筆中に大病をしながらも苦労して書き上げたらしい。
体調にご留意いただき、今後も本書の様な傑作を期待したい。


思わす最後を読みかえしてしまいました。


父を事故で亡くし、画家の母と仲良く暮らす兄弟。
兄は容姿端麗で成績優秀、弟は落ちこぼれと性格は正反対。
母の絵にいつも描かれる顔のない少年、兄弟の出生の秘密、
30年前の事件とは…。
かなりボリュームのある本ですが、ぐいぐい引き込まれ一気に読んでしまいました。後半では、思わず涙が…。
また、終わり方もすばらしく、思わす読み返してしまったほど。
おすすめです


文句なし星5つ!!!


30年前に母の家族を襲った惨劇、似ていない兄弟、ぬいぐるみの中に隠されていた手紙。
本文二段組構成の413ページ。読み応えあります。
あとがきに「ホラーは現実だけでもう沢山という気分になって・・・」とあるように、ホラーというよりはミステリーの要素が濃いかと。

次々と話が展開していき、さくさくページを進められる。
人間は本当に人を救えるのかと考え、自分の手を見てしまった・・・。
読み終わって閉じた本を手に、満足感を味わえます。


いつもの朝に
いつもの朝に
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今邑 彩
集英社
売り上げランキング: 98122
おすすめ度の平均: 4.5
2 「・・・・」
3 テーマ、ストーリー性はいいのだが・・・
5 思わす最後を読みかえしてしまいました。
5 まだの方は是非!
5 絶対損をさせない一品です。



テーマ : ホラー小説レビュー
ジャンル : 小説・文学

tag : ホラー・ミステリー

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