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京極夏彦 旧(ふるい)怪談―耳袋より のレビュー

2010-03-05

作者:京極夏彦

旧(ふるい)怪談―耳袋より (幽ブックス) (単行本)

江戸時代に聞き集めた、怪しい話、奇妙な話。

旧(ふるい)怪談―耳袋より (幽ブックス)
京極 夏彦
メディアファクトリー
売り上げランキング: 37622
おすすめ度の平均: 4.0
5 これこそ日本の真の怪談
5 個人的には「可愛がるから」がベスト。
4 旧い話。
5 江戸時代版の都市伝説を読むような不思議な感覚
3 こんな怖さがあったのか、と思わせる本でした



旧い話


江戸時代の「耳袋」を現代風に読みやすくアレンジしたものが、本書だ。
短編の話が何編も続く。

怖い話もあれば、不思議な話もある。
少し気になった時に、ぱらぱら読んでも十分に楽しめる。
話の後に、原文も掲載されているので比較して行くのも面白い。
多くの意味で楽しめる本である。


「耳袋」原典の裏返し的怪作:現代訳どころか


もはや怪談ものの枢軸的古典となってしまった感のある根岸鎮衛の「耳袋」を、京極氏が現代語訳した・・というだけの本かと思っていたので、書店で見かけつつも手に取らなかった。読んでみると大違いである。

確かに筋書きだけは耳袋からとった話であるか、まるっきり視点が違う。
異なった見方から描写すればこんなに変貌を遂げてしまうのだ、ということを、各話のすぐ後に附されている原文との比較で見せつけられる。
「プライド」なんて、まるっきり逆の意図の話にされてしまっているのだから凄い。原作の「耳袋」と全く違った世界・・そこらの物陰から又市が出てきそうながそこにあるのだ。
ルビが振ってあり、少し難しい言葉には注釈がついていることも若い読者に親切であるし、何より自然に古文に親しむことができる可能性があるのが嬉しい。ただ、若年者だけのものにしてしまうのは勿体ない。是非年長者の方々も御一読を。


旧(ふるい)怪談―耳袋より (幽ブックス)
京極 夏彦
メディアファクトリー
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おすすめ度の平均: 4.0
5 これこそ日本の真の怪談
5 個人的には「可愛がるから」がベスト。
4 旧い話。
5 江戸時代版の都市伝説を読むような不思議な感覚
3 こんな怖さがあったのか、と思わせる本でした




テーマ : ホラー小説レビュー
ジャンル : 小説・文学

tag : ホラー短編集 怪談

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